大崎市へぶらりひとり旅

梅雨の東北。でも今日は降雨はなく薄曇りでしたのでぶらりと出かけました。

当初の目的地は鳴子温泉でした。
それでタオルなどをトートバッグに入れて温泉の支度をし出かけました。

午前9時くらいに家を出発しました。
高速道路で古川インターに向かいました。それからは下道です。

しかし、鳴子温泉に行く前にまず寄っておきたい場所がありました。
それは旧有備館です。

鳴子温泉に行く途中にあります。

なんでも伊達家の学問所だったようです。
茅葺屋根の日本家屋が見られるはずです。

旧有備館付近に停められるかわからないので、MR2は旧有備館から少し離れた公園の駐車場らしき場所に停めました。

駐車場で旧有備館までの距離を確認しましたが、十分歩いて行ける距離でしたので少し散歩することにしました。

川沿いを散歩できるようでしたので川沿いを通ることにしました。

初夏の少し曇った本日、そよ風がとても涼しく感じます。
別段暑くもなく快適です。

実際に歩いてみるととてもきれいな遊歩道でした。歩きやすいようによく整備されていました。

川はサラサラと流れ、新緑の葉っぱは風でカサカサ鳴っています。
川の中を眺めてみると水草のようなものが見えました。

本当に気持ちのいい散歩コースです。自然を観察しながらの散歩は気持ちをさわやかにしてくれます。

葉っぱがカサカサ鳴っている音を聴いているとなんだか無性に懐かしく思えてきました。

この感情はなんでしょうか?
昔の事と関係があるようですが、どうも思い出せません。

民家のすぐそばに水路や川が流れている様子は白石市の街の風景を連想させました。
現在は用水路として使われているようでしたが、もしかしたら昔は堀のような役目も果たしていたのかもしれません。
いつでもきれいな川の流れを楽しめて、この界隈に住んでいる人がうらやましいです。

架かっている橋もおもしろいものがありました。

少し違和感を感じてこの橋の下を観察してみるとゴムシートが取り付けてあり水量を調節しているようでした。
橋の向こう側は水量が豊富になっていて、こちら側はサラサラと流れていました。
どのような意図があるのかはわかりませんでした。

上の橋を反対方向から見てみました。

橋の上はベンチのようになっていて座れるようになっています。
ただ、現在ではなぜか座れないようにパイロンが置いてありました。

途中に来迎寺がありました。

門がとても立派で少しだけ雷門を連想してしまいました。

来迎寺まで来れば旧有備館はまもなくです。

旧有備館につきました。

受付に向かいます。
聞くところによると茅葺屋根の屋敷は震災で倒壊し、現在修復中とのことでした。
残念・・・

そのかわり現在は入園料は無料とのことでした。

さっそく中に入ってみます。

すばらしいの一言です。
兼六園は有名で人もたくさんいました。ここはその兼六園にもひけをとりません。
でも、ここには今日は平日ということもあるとは思いますが、観光客は誰もいませんでした。

地面は苔むしている場所もあり、またスギの木もとても太くて長い時間の経過を感じさせました。
旧有備館に限らずこの周辺はかつては城下町ということもあり歴史を感じさせる建物や樹木がとても多いです。

コイがとても懐っこくてエサをねだってパクパクしていました。
あいにく何もありませんでした。
折角だからコイの口の中ってどうなっているのか観察してみましたが、なんだかずっと つるつるとした空洞が続いている感じがしました。歯はありませんでした。

途中とても新緑のきれいなところがあり見とれてしまいました。
葉っぱからしてモミジだと思うのですが、光が透けてまさにエメラルドグリーンでした。


梅雨といえばアジサイですね。


旧有備館でしばらく日本庭園の美しさを楽しみました。
屋敷の修復が終わったらまたぜひ来たいです。

折角だから近くの城山公園にも行ってみることにしました。

これは実は旧有備館の前にある鉄道の駅なのです。
一見とても駅とは思えませんでした。
公民館や集会場との複合施設のような感じになっていました。

城山公園に行こうと思ったらふと、旧有備館近くに美術館を見つけました。
「中鉢美術館」
折角だから中をのぞいていく事にしました。
なんでも刀剣の展示をしているようです。

とてもおもしろい鎧がありました。
うさぎです(笑)。お面(?)のヒゲもなんとも愛嬌があります。
これ、うさぎみたいですよねぇ、なんて美術館の人と話していたら。
まさにうさぎだそうです。

うさぎは前進しかしないから忠誠の印としてうさぎをかたどったそうです。
「うさぎはおとなしいようでおとなしくないんですよ」と言っていました。
ボクはそこは同感できませんでした。うさぎはやっぱりおとなしい生き物ですよ。

それはさておき。
銘 雪下政家
製作者は伊達正宗の鎧を作った人だそうです。

このうさぎの鎧はとても由緒あるものだそうです!

ぶらっと寄った美術館でこんなすばらしいものに出会えるとは。
だからぶらり旅はやめられません。

そのほかにも鎧も刀も多数展示してありました。
一見の価値ありです。

桃山時代の鎧。
金糸が多量に使用されていてこれも大変貴重なものだそうです!

火縄銃

日本刀。
本来は人を切るためのものではありますが、工芸品としては一級品です。
日本が世界に誇るものの1つです。

たいへん貴重なものを鑑賞することができました。
もしかしたらここはあまり有名ではない美術館なのかもしれませんが、展示品はまさに一級品です。

またぜひ、ゆっくり見たいと思います。

次に城山公園に向かいました。

坂をずっと上っていけば車でも伊達正宗の像がある広場まで行くことができます。
ボクは歩きでしたので脇道から登っていくことにしました。

歩いてみてここの構造がわかったのですが、伊達正宗の像のある広場の下のほうには公園があります。
城に特有の広い空間が広がっています。そこが公園として整備されていたようです。
昔は伊達正宗の居城だったという事です。かつてはここで武芸の訓練などしていたのかもしれません。

ただ、今は草も刈られてはいなくて薄暗いです。
雰囲気も少し暗いです。
ここを女性1人を歩くのは物騒だと感じました。

コンクリート管の遊具。かつては砂場だったと思われます。
もしかしたら午後から雷雨になるという予報でしたので雨が降ったらここで雨宿りしようと思いました。
1晩だったらここで野宿もいいかもしれません。
子供の秘密基地にもなりそうです。

あまりここには人は入ってこないと思います。
どんどん奥に入っていくと見晴らしのいい場所に出ました。

大崎市が一望できました。

この後少し戻って階段を上り正宗像を見てきました。

途中でみつけた葉っぱ。

もうこの時点で3時をまわっていました。
時間的に、今日は鳴子温泉はとても行けなくなってしまいました。後日出直すことにしました。

しかし結果的に随分歩いてしまいました。
少し足が痛いです。

近くの昔から営業していると思われる酒蔵で母にお土産を買いました。
本当は母は肝臓が悪いみたいだからダメなのですが、たまにですから。


森民酒造店

生酒を買いました。
帰ってからの話ですが、こんなにおいしい酒は初めてだと喜んでいました。

帰りもぶらっと散歩しました。

ふと、なんでもない用水路を見てみますとコイが泳いでいました。

川岸を散歩した際も水の中に水草を確認しています。
確か水草はきれいな水でないと育たなかったような気がします。

ここは全体的に水がきれいです。
だからこのようななんでもない用水路でもコイが飼えるのですね。

白石市でも同じように用水路をコイが泳いでいました。

そして再び行きに通った遊歩道。

ようやく昔の事を思い出しました。

兄が心臓病で外で遊ぶことができなかったせいか、ボクも小さい頃は公園で遊ばせてもらった記憶がありません。
家で絵本を読んでもらったり、クラッシックのレコードを聴いたりでした。
たぶんそのことと関係があると思いますが、かなりの運動音痴です。

だから小学生のころの夏休みも外で遊ぶよりも、どっちかというと本を読んでいる事が多かったです。

富岡町の家の縁側にて。

ひいばあさんが使っていたというビーチベッドを置いて、そこでよく本を読んだり、昼寝したりしていました。
昔の家なので縁側は開放的で風がよく通り涼しいです。
家の周りは竹藪や雑木林になっていました。
風が吹くと葉っぱがサラサラと鳴っていました。

ボクは無意識にそれを聞きながら昼寝していました。

その記憶がよみがえりました。
とても懐かしくなってしまいました。

今はまだ帰ることのできない富岡町の自宅。
いつか再び戻って穏やかな日々を過ごしたいです。

 

 

 

 

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