もはや、鳴かなくなってから1週間。
そして、1ヶ月くらい、食べ物という食べ物も食べていません。
点滴と少しの水だけで命をつないでいます。
昨日は、宮城県も日中は暖かかったので、よたよたと窓際まで歩いて行って、外を見ながら気持ちよさそうに寝ていました。
少しだけ調子がよかったのかもしれません。
それに、1週間ぶりにウンコも出したようでした。
でも、大抵はくったりしています。
もう頭さえも上げることもできません。
今日のお昼にも猫砂の近くまで行ったそうです。
でも、途中で力尽き倒れてしまったそうです。
まだ生きているから、今日の午後、菅原動物病院に点滴しに行きました。
車の中でもぐったりし、「にゃー」のひとつさえも鳴くこともありませんでした。
治療中も、暴れる元気もありませんでした。
最近は、耳が後ろにちょっぴり反り返ってしまっています。
理由を聞いてみました。
脱水症状の兆候だそうです。
そして、体温を測ると37.70℃。
ねこの体温は人間よりも少し高くて38.5℃から39.5℃が平熱だそうです。
スタッフの方は何度も熱を測っていました。
そして、少しあわてた様子でした。
「ホットパックで温めながら帰ってください、低体温になっています」。
人間も亡くなる前は体温が下がると聞きます。
もうシャムも限界をはるかに超えているのかもしれません。
体はやせ細り、頭さえもなでるとごつごつしています。
体も骨の形がわかります。
シャム、もう、いいよ。
もう十分がんばったよ。
今日の寒い夜を超えられるかわかりません。
明日の朝を迎えることができるかもわかりません。
参考資料:
特殊注射 インターキャット
皮下点滴
治療費計 4725円
1.90kg