記憶をさかのぼって

あれから3年の月日が過ぎました。
いろいろな事がありました。でも、昨日の事のようにも感じます。

震災当日、会社から40kmほど離れた自宅に必死に帰りました。

ただ、いったいどこを通ったのか全く思い出せませんでした。
いままで、何回か足取りを追ってみたのですが、やはりわかりませんでした。

本日、少しだけ帰路がわかりましたので記録しておきます。

やはり、あの時にかなりの衝撃をうけたのは小高町の商店街でした。

3年という月日を感じました。すっかりきれいに片づけられていました。
ここの空き地がきっとそうです。
あの日、大きな木造の民家がぺちゃんこになっていて、原型をとどめるのは屋根だけでした。

住民の方は、片割れの自宅に今も住んでおられる様子でした。

商店街も道路自体はきれいに片づけられていました。

かつて見た光景はウソのようです。
塀は道路にこなごなに砕け散っていて、ガレキはひどく散乱していました。

ひと気はなく閑散としていました。通る車もあまりありませんでした。
住民の多くの方は、まだ戻られていないのかな?

ただ、やはり被害は小さくはなかったのだと感じました。

この後、沿岸部の様子を見に行きました。

やはり沿岸部はどこも同じで悲惨です。

まだまだ復旧はなされていないのだと、感じずにはいられませんでした。

ただ、広い空間が広がるのみ。

記憶の破片

残っている民家も・・・。

 

 

 

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