国営みちのく杜の湖畔公園へぶらりひとり旅

来月からまた忙しくなるので、時間のあるうちにと思い、近場ですが息抜きに出かけることにしました。

今日は「国営みちのく杜の湖畔公園」へ出かけました。

朝9時位に家を出て、北へ約1時間車を走らせます。

秋保温泉の近くにあります。

少し前に1度だけ通りかかったことがあるので、場所もなんとなく知っていました。

本日の相棒

本日の空 曇りときどき小雨

気温はだいたい24度程度で涼しいです。

雨雲の切れ間から、ときおり見えるスジ雲は高く、すでに秋の空でした。

駐車料金は310円です。入園料は大人は一人420円です。

公園なのにお金を取るの?と思う人もいるかもしれません。

でも、入ってみると中は適度に人の手が入っていて、きもちのいい空間です。入園料を払ってでも入る価値はあると思います。

無料だけど、あまり手入れされていない公園もたくさんあります。全く手入れされないままの公園も中にはあります。そういう公園はしだいに荒廃し人も入らなくなっていきます。

それを考えるとやはりいいものを後世に残し続けていくためには手入れのための費用がかかるので入館料がかかるのも仕方のないことだと思います。

昔話の語りなどのイベントをやっていることもあるそうです。

 

ボクが一番楽しみにしていたのは古民家の移築があることです。

中に入って早速「ふるさと村」へ向かいました。

 

先ず見学したのは、「遠野の家」です。

遠野の民家は「曲がり家」で有名です。

家の平面がL字になっています。

次は「鳴瀬川河畔の家」です。

この民家は2階建てなのです。
2階建ての古民家は珍しいです。

なんでも養蚕をやっていた庄屋さんの家だそうです。
養蚕と聞いて納得できました。
養蚕をやっている家だと屋根裏で蚕を飼っていることも多いからです。昔の民家の屋根裏は広いですから。

確か白川郷も屋根裏は何層にもなっていて、昔は蚕を飼っていたと記憶しています。

公園のスタッフの方が縁側で唐辛子を干していました。

ふる里村を歩いて気づいたのは昔の農村の生活がとてもよく再現されていることでした。

実際に、畑には作物が、田んぼには稲が植えられています。
田んぼには昔ながらの かかし も。

そして、この民家の中ではお茶と漬物もいただくことができました。
茄子やきゅうりの漬物、それに、たくわんがありました。
ここの公園内で採れたものだそうです。

古民家の中は薄暗くて、とても落ち着く雰囲気です。時間の流れさえもが違うように感じました。

少し、カビ、あるいは土を連想させる、古民家独特の臭いも感じます。
また、柱時計の「ボーンボーン」という音や風鈴の「チリーンチリーン」という音色が雰囲気を盛り上げます。

外では鈴虫が鳴いています。

ボクも、スタッフの方としばしの間雑談をし、お茶をいただきました。

とても珍しい囲炉裏。

次は「南会津の家」です。

スタッフの方の話では、この民家は屋根に植木が植えられているのが特徴だそうです。
確かに何か草のようなものを確認できました。

次は「月山山麓の家」です。

屋根に特徴があると思います。

次々に見て回りました。次は「本庄由利の家」です。

この民家はとりわけ広くて、りっぱな屋敷という感じでした。

「釜房の家」

釜房の家の前にはりっぱな松の木も植えられていました。

「湯田河の松」

ふるさと村の周辺環境

円筒分水。たんぼへ供給する水を公平に分ける装置だそうです。
はじめて見ました。

宮城県全体にも言えることですが、自然がとても豊かです。
ふるさと村の内部も自然を生かすような方法で管理されています。

自然が豊かだから生き物もたくさんいました。
蝶、トンボ、セミ。
日本ではありふれている生き物のように感じますが、実際は、少し都市部に入れば、もうあまり見かけることもなくなっています。

昔ながらの農村がよく再現されています。

ボクが小さいころは、雨が上がると必ずといっていいほど水たまりでアメンボをみました。
よく捕まえては水のないところに放して、飛び跳ねるのを見て楽しんでいました。

でも、ホント、アメンボなんて久しぶりに見ました。

どんどん自然はなくなっているのだなと実感してしまいました。

そして、いつもながら感じるのはなんで日本にはいいものがあったのに、それをわざわざこわして新しくしてしまうのかという疑問です。

資産的価値においても、建てる際の手間においても、古民家には今の住宅にはない価値があります。

確かに薄暗かったり、気密性がなかったり、プライバシーが保てなかったり、現代の生活にそぐわないケースもあると思います。

でも、こういう古い民家を好む人も大勢いると思います。そうゆう人が移築などの方法で購入できるようにするなどの方法もあるのかもしれません。

維持費もかかると思いますが、こういうものを保存するためにこそ補助金などが使われるべきだと思います。

簡単に古いものをなくしてしまうのではなく、何らかの方法で後世に受け継いでほしいと思います。

車もそうです。

一昔前の車だって、今の車にはない良い雰囲気、デザインがあります。

そういうものがなぜ保存され、受け継がれていかないのか疑問です。

部品の供給もなぜ10年ほど経つとしだいに減ってしまうのでしょうか。

納得いきません。

イギリスでは古いモノへの評価が高いです。古いモノこそ価値があるとみなされます。

だからミニクーパーも現在でも供給部品を集めれば新車が作れるというのは有名な話です。

日本人はなぜ、こうも次々に古い良いモノを壊してしまい、新しいものにしてしまうのだろうか?

なぜ古いモノの価値がわからない人が多いのでしょうか?

ふる里村を見学したらすでに時間は1時過ぎでした。

ご飯を食べにレストハウスへ。

そうそう。
ふる里村の途中で丸っこい植物がたくさん植えられていました。

コキア食べられるそうです。

他にもいろいろな作物が。

そして、見つけた秋。

ようやくレストハウスに到着

遠くから見たらまさに円墳ですね。

円墳の中でミイラになった気分を味わいながら食事も味わえます(?)。

「てんぷらそば」 600円ほど。

内容と質を考えると、ちょっとばかりお高くないですか?

でも、薄味だけど そば は割とおいしかったです。

ご飯を食べた後は散策にでかけました。

「時の広場」へ

ストーンヘンジ風ですね。

それから庭園を見ながら奥へ

たくさんの花がきれいです。

花は詳しくないのが残念・・・

滝状の水の落下の内側に入ることができます。

さらに行くと木道がありました。

今後は湿地の植物も増やしていくそうです。

湿地を抜けて

釜房湖

ところどころに東屋があって一休みできます。

そんな東屋のひとつで

座って秋へと移りゆく景色を見ていると、なんだか無性に悲しい気持ちが沸き起こってきました。

時折降る小雨や曇り空がそうさせるのでしょうか。

自分はずっと一人です。

一人の時間が長いと一人でいることがあたりまえのことになってしまいます。

そして、一人でいる時間を好むようになりさえもします。

自分もいつのまにか随分生きてきたなと、なんだか、しみじみ感じました。

いろいろと昔のことも思い出されてきました。

そして、歳を重ねれば重ねるほど自然の中に身を置くことに安らぎを感じます。

なんだかすっかり感傷にひたってしまいました。

 

 

参考資料:

「国営みちのく杜の湖畔公園」
宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9
http://www.michinoku-park.info/index.html

 

 

 

 

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