しばらく前から浜の方で何かを建てているなと思っていました。
とても大きな建物なのです。
国や県のやることです。いい目的のものではない気がしていました。
数日前に自宅に行ったとき、時間があったのでその建物の近くに行ってみました。
ここは震災前はとても静かな浜でした。しかし今は、付近をたくさんのダンプが、せわしく通っていました。
フェンスの向こうの方には、被災した車両が積み上げられ、また、黒いフレコンバックに詰まったたくさんのゴミがブルーシートに覆われて置かれているのが確認できました。
帰ってきて調べてみると、これは「仮設焼却炉」というものみたいです。
富岡町の出した震災によるゴミを燃やしているようです。
しかし、きっと放射能の付いたゴミもあることでしょう。
ゴミを処分しないと、復興の妨げになる。それはわかります。
でも、周辺の環境はきっと悪化すると思います。
富岡町の出したゴミだから富岡町で焼却するのは当然なのかもしれませんが、町民の目線から言わせてもらうと、町民がいないことをいい事に、勝手に国が事を進めているように思えてなりません。
数日前には、東電が意図的、かつ、勝手に汚染水を流し続けていたことが明るみになりました。
事あるごとに汚染水が海に漏れたと報道されていましたが、あれは事故などではなく、見て見ぬふりをしていたのか、あるいは、意図的にやっていたとしか思えません。
環境は破壊され続けています。ホントに帰ることができるのだろうか?
商店街の様子もざっと見てきました。
相変わらず、商店街は何も変化もなく、昼間でもゴーストタウンのように人、一人歩いていません。