不完全右脚ブロック

原発事故から4年。

自宅から追われ、3ヶ月ほどの過酷な避難生活。

避難先のホテルの食事は最悪でした。

職場も変わり、何度かの失業。

ネコもほとんどが、死んだか行方不明。

趣味の車の手入れも近所の目がありできません。

好きな音楽も自宅ではオーディオセットで楽しんでいました。でも、ここではイヤフォンでしか聞けません。

趣味も奪われました。

自宅では多少、定期的な運動もしていました。でも、ここは狭いから運動もできません。

今は常磐道が開通したから、大分ましになりました。自宅まで以前は片道3時間以上かけて片づけに帰っていました。
ガソリン代もバカになりません。

そして、先の見えない生活で将来設計もたてることができません。

母は血栓ができ当時からだいぶ弱ってしまいました。

事故前はホント元気だったんです。でも、今はフーフー言いながら歩いています。

原発事故以前は病院とはほぼ無縁で、健康だったボク自身は・・・?

原発事故の後に「甲状腺機能亢進症」が見つかりました。

そして、今日・・・。

「不完全右脚ブロック」

心電図に異常がみつかり、心臓が弱っていることがわかりました。

原発被災者はストレスで多くの人が心疾患で亡くなっています。

子供たちも大勢甲状腺に異常が見つかっています。

でも、東電も国も責任を認めません。

原発事故後に見つかった、甲状腺の病気と心臓の異常。

典型的な原発被災者特有の症状に思えてなりません。

これでも東電は関係ないと言えるのだろうか?

 

 

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