いよいよ、治療も中盤になりました。
明日の午前2時に家を出発です。向かう先は、いつも通り慶応大学病院です。
母はいつも、一、二回目の治療でホント楽になったと言っています。
家事も少しだけできるようになりましたし、3歩程度歩くと苦しかったのが、だいぶ歩けるようになったと話しています。
まだ、外出は無理ですけどね。
今度の2度の治療が終われば、きっともっともっと元気になると思います。
きっと、好きな庭の手入れもできるようになるよ!
ただ、麻酔はかなり痛いそうです。「涙が浮かぶ」と話しています。
そうでしょうね。麻酔は痛いのです。ボクも経験していますからよくわかります。
失ってわかる健康のありがたさですね。
危険度は上がります。先回の治療でも血淡が出たそうです。今度は細かい血管にも治療を施すのでさらに血痰が出ることが予想されます。
それに肺はいつも動いている臓器ですから、バルーン治療はかなり危険だと聞いています。
欧米ではほとんどが亡くなるそうです。バルーン治療では日本が最先端を行っていますし、慶応大学病院はそのなかでも、実績が一番です。
危険はかなり伴います。でも、主治医の先生も優しい先生なので、安心して任せることができます。
心配がないとはいえませんが、今回も本人の生命力と先生の腕を信じるしかありません。
治療に立ち合うのは今回も兄です。
兄は、ずっと大学の教授の助手で苦労してきましたが、4月から准教授です。4月までは時間があるからと話しています。
ボクはただ治療がうまくいくことを祈るのみです。
明日は、朝の9時までに病院に着かないといけません。明日に備え、もう寝ることにします。
がんばれ! 生きて帰ってくるんだぞ! 生きて富岡町に帰るんだ!
【追記】
3月25日 三回目の治療、無事終了。