そして迎えた、 2017年5月28日 結婚式当日
当日も午前中から忙しかったです。午前中はほとんど彼女のメイクに時間が当てられました。
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メイクのために白いガウンを着て鏡に向かう彼女は、髪にはウェーブがかけられ、メイクのために別人のように思えました。すごく大人っぽく見えました。
それを見てボクはなんだか少し不安に感じました。いつもの彼女なのか確かめたくて、手を握ってみました。そしたら、いつもの笑顔と共に握り返してくれました。彼女は、いつもと変わりありませんでした。ボクは安心しました。
そして、彼女の家族にも次々とメイクが施されていきました。みんなとても美人になりびっくりしました。彼女の家族はみんな美人です。
結婚式の前には写真撮影もありました。いい中年男が階段などでポーズをとらされて、なんだかとても恥ずかしかったです。
そんなこんなで、結婚式が始まったのは夕方でした。
結婚式の招待状は赤でした。ボクが赤が好きだからということでした。そしてまた、結婚式では彼女の親族はみんな赤のドレスを着ていました。それはそれはとても華やかでした。
そして、結婚式は進行していきました。
指輪の交換、キス、ケーキのカットなど定番のメニューをこなしました。
フィリピンの結婚式で日本とは違うのは、花嫁のブーケを投げるのは一緒ですが、新郎が花嫁の足からガーターをとって投げるというものがありました。これには少しびっくりしました。人前で、花嫁のガーターを取るのはとても恥ずかしいです。
また、新郎と新婦でダンスを踊る場面もありましたが、中年男は運動音痴で、あいにくダンスは踊ったことがありませんでした。ただ、体を揺すっていただけで、後で動画を見ましたが、かなり滑稽な様子でした。でも、彼女はとてもかわいかったです。
全体的にとても華やかで楽しくて、そして、思い出に残るいい結婚式になりました。司会もとても上手で、終始楽しく明るいものでした。
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こうして、人生初めてできたボクの 「 彼女 」は、約2ヶ月後に 「 妻 」となりました。
私たちは一緒に幸せな家庭を築いていきます。
歳も背丈も国籍も文化も違います。一見不釣り合いな二人です。それゆえに、きっと、すれ違うことも多いと思います。
妻はこれからフィリピンを後にして、慣れない日本での生活が待っています。
でも、私たちは一緒にそれを乗り越えて幸せになります。
私たちの新しい人生のスタートです。