日本海軍 航空母艦 信濃

信濃

本艦は当初、大和型戦艦の三番艦(110号艦)として1940年5月に横須賀工廠にて起工されました。

しかし、1942年6月のミッドウェ ー海戦で4隻の空母を失ったため、急遽、同年7月に空母への改装計画がまとめられ、1944年11月19日に重装甲の超大型空母「信 濃」として竣工しました。

当時は、10月のレイテ沖海戦で連合艦隊が壊滅、さらに竣工から数日後にはB-29による東京への爆撃が開始されるという過酷な状況でした。

最終艤装作業が残っていた信濃は、空襲からの難を逃れるために横須賀から内海西部に回航する途中でアメリカ潜水艦「アーチャー フィッシュ」に発見され、魚雷4本の直撃により、竣工から10日という短い生涯を閉じました。

 

 

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