東北歴史博物館

職場が変わり、明日は初出社です。

宮城県に来てから何度目かの就職です。

明日からまた忙しくなるので、今日は不安を紛らわすために出掛けることにしました。

「東北歴史博物館」で特別展をやっていると知って出かけることにしました。

「医は仁術展」です。

朝10時くらいに出掛けました。

借上げ住宅からだいたい1時間半です。

入館料は、特別展を含めて1200円でした。ちょっと高い?

まずは特別展へ。

展示状況

特別展では医学の今に至るまでの歴史を知ることができます。

解剖の記録の挿絵などあり、少しグロテスクかもしれません。

ボクは少し苦手です。

でも医学の発達により多くの病気が治るようになったのです。寿命も延びました。

先人の苦労の結果だと思います。

でも、解剖のために体を提供した人の厚意も忘れてはならないのだと思います。

過去には、死刑になった囚人がやむなく解剖の材料となったことも多かったようです。

手術道具

そして、東日本大震災でも大勢の医者が派遣され活躍したことがパネルとして紹介されました。

レディ・ガガの寄贈したティーカップ

次に常設展示へと向かいました。

後でわかったのですが、写真撮影禁止のものも撮ってしまいました。

後の祭りです。なので本来は撮ってはいけないものも含まれてしまっているかもしれません。

東北の歴史を古代からさかのぼって知ることができます。

土偶

犬の墓

古代には狩りをするのに犬が良きパートナーとなっていたようです。

だから死んでしまった時は大事に埋葬されたそうです。

中世へ

近代へ

昭和のお店を再現したもの。

ボクの小さい頃はこんな家ばかりでした。

なっかしい。

回って気づいたのですが、複製もとても多いです。

3Dプリンターの普及とともに複製も簡単に作れるようになったからですね。

複製だったら展示することによってモノが痛むことを避けられますし、現物を実際に所有していないモノでも展示できますから。

でもそれが展示を充実したものにしているようです。

実際に、東北歴史博物館の展示物のボリュームもかなりのものです。

レストランでは、古代米を使った料理を堪能できます。

古民家を移築したもの。残念ながら修理中でした。

さて、明日からどうなることやら。

 

参考資料:
東北歴史博物館
宮城県多賀城市高崎1-22-1
TEL:022-368-0106
http://www.thm.pref.miyagi.jp/enter_top.html

 

 

 

 

詐欺師 ” Lolo Kazu ” こと ” 松橋 和幸 ” に注意 !
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( name : 松橋 和幸 ( kazuyuki matsuhashi ) )

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下記の口座にはくれぐれもご注意ください !

セブン銀行 カトレア支店
普通口座 0885955
松橋 和幸

 

詐欺師 松橋 和幸 ( Lolo Kazu ) 写真集
詐欺師 松橋 和幸 ( Lolo Kazu ) 写真集 vol.2

 

 

 

福の湯

母は血栓ができ、ボクは心臓が弱り・・・。

療養のため心臓にも、血栓症にもいい鳴子温泉の「福の湯」の炭酸泉につかりに行きました。

借上住宅から車で2時間ほどでしょうか。

同じ県内でも遠いです。

福の湯の周囲はとても静かなところです。

周辺環境

炭酸泉は温度は低いけどとても温まると聞いていました。

半身浴で効果があるようです。

ボクは1時間ほどつかってきました。

母は2時間ほど。

うーん。思ったよりというか全く、大分の有名な炭酸泉と比べたら「しゅわしゅわ」感がないです。

でも見えない炭酸が含まれているとか?

当分は療養のため、毎週土曜日は温泉の日と決めました。

ここへは、毎週来るつもりです。

帰りは手打ちそばを食べてきました。

体調、回復するかな?

 

 

【 後日談 】

その後、何度も行きましたが、初回と違って、結構しゅわしゅわでした。

季節や日によって炭酸の出る量が違うのかも。

お勧めの温泉です。

 

【 追記 】

時期は不明ですが、残念ながらすでに閉館となりました。

 

参考資料:

「福の湯」
http://www.naruko-fukunoyu.co.jp/

 

 

 

 

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不完全右脚ブロック

原発事故から4年。

自宅から追われ、3ヶ月ほどの過酷な避難生活。

避難先のホテルの食事は最悪でした。

職場も変わり、何度かの失業。

ネコもほとんどが、死んだか行方不明。

趣味の車の手入れも近所の目がありできません。

好きな音楽も自宅ではオーディオセットで楽しんでいました。でも、ここではイヤフォンでしか聞けません。

趣味も奪われました。

自宅では多少、定期的な運動もしていました。でも、ここは狭いから運動もできません。

今は常磐道が開通したから、大分ましになりました。自宅まで以前は片道3時間以上かけて片づけに帰っていました。
ガソリン代もバカになりません。

そして、先の見えない生活で将来設計もたてることができません。

母は血栓ができ当時からだいぶ弱ってしまいました。

事故前はホント元気だったんです。でも、今はフーフー言いながら歩いています。

原発事故以前は病院とはほぼ無縁で、健康だったボク自身は・・・?

原発事故の後に「甲状腺機能亢進症」が見つかりました。

そして、今日・・・。

「不完全右脚ブロック」

心電図に異常がみつかり、心臓が弱っていることがわかりました。

原発被災者はストレスで多くの人が心疾患で亡くなっています。

子供たちも大勢甲状腺に異常が見つかっています。

でも、東電も国も責任を認めません。

原発事故後に見つかった、甲状腺の病気と心臓の異常。

典型的な原発被災者特有の症状に思えてなりません。

これでも東電は関係ないと言えるのだろうか?

 

 

ガレキの片づけ

震災で発生した家の中のガラクタや庭のガレキの処分がなかなかできませんでした。

放射能の関係もあります。

とにかく、ねずみにやられた家具や服、切った竹など、大量にありました。

今回、行政の方で震災ガレキの撤去を無料でおこなってもらえることになりました。

庭に放置された4年分の震災ガレキ。すごい量です。

地元の会社の方が請負って13人でやってきました。

小物はフレコンバックに入れていました。

約1時間であの大量のゴミが片付きました。

近々、庭の除染が始まります。

 

 

富岡町仮設焼却炉

しばらく前から浜の方で何かを建てているなと思っていました。

とても大きな建物なのです。

国や県のやることです。いい目的のものではない気がしていました。

数日前に自宅に行ったとき、時間があったのでその建物の近くに行ってみました。

ここは震災前はとても静かな浜でした。しかし今は、付近をたくさんのダンプが、せわしく通っていました。

フェンスの向こうの方には、被災した車両が積み上げられ、また、黒いフレコンバックに詰まったたくさんのゴミがブルーシートに覆われて置かれているのが確認できました。

帰ってきて調べてみると、これは「仮設焼却炉」というものみたいです。

富岡町の出した震災によるゴミを燃やしているようです。

しかし、きっと放射能の付いたゴミもあることでしょう。

ゴミを処分しないと、復興の妨げになる。それはわかります。

でも、周辺の環境はきっと悪化すると思います。

富岡町の出したゴミだから富岡町で焼却するのは当然なのかもしれませんが、町民の目線から言わせてもらうと、町民がいないことをいい事に、勝手に国が事を進めているように思えてなりません。

数日前には、東電が意図的、かつ、勝手に汚染水を流し続けていたことが明るみになりました。

事あるごとに汚染水が海に漏れたと報道されていましたが、あれは事故などではなく、見て見ぬふりをしていたのか、あるいは、意図的にやっていたとしか思えません。

環境は破壊され続けています。ホントに帰ることができるのだろうか?

商店街の様子もざっと見てきました。

相変わらず、商店街は何も変化もなく、昼間でもゴーストタウンのように人、一人歩いていません。

 

 

母の体調不良 その後の経過

仙台市立病院では、次の金曜日にCTを撮りに来てくださいと言われていました。1週間後になります。

早めに見てほしいと頼みましたが、空きがないという答えしか戻ってきませんでした。

市立病院に行った次の日は土曜日でした。その日は母はこたつでずっと安静にしていました。

しかし、日に日に症状は悪化していました。

呼吸が苦しいと言って、その日の夜にはまともに歩くこともできなくなってしまいました。

これは次の金曜日まで放っておいたら取り返しがつかなくなると直感しました。

それで、その晩、救患扱いで厚生病院になんとか明日診てくれるようにお願いしました。

次の日の朝早く厚生病院に向かいました。

結果がわかりました。

肺近くの血管に血栓があり、それが酸素のめぐりを悪くしているとのことでした。

それで入院し、点滴による治療が始まりました。

なんでも血液をサラサラにするのだとか。

年寄りなので回復は遅かったのでしょうか?それでも症状は回復していきました。

2週間後にはなんとか退院までこぎつけることができました。

今では多少苦しい時もあるようですが、普通に生活できるようになりました。

もし、市立病院の指示どおりに次の金曜日まで放っておいたら死んでいたかもしれません。

それに、血栓の場所がもし脳だったら、障害も残ったかもしれません。

ガンでもなかったし、良かった良かった。

しかし、自分がガンかもしれないと言われた時は何も感じなかったのに、親がガンかもしれないと言われた時はすごくショックでした。

ボクはそんなに長く生きたいという気持ちはあまりありません。自分的に、もう十分長生きしました。何も思い残すこともありません。

 

 

母の体調不良 再び

母が正月前から体調を崩していました。

もう3週間になりますが、その間ずっと本人は風邪と言っていました。

でも、なかなか良くならず、むしろ悪化していたようです。階段の上り下りすら息切れして辛いとのことでした。

昨日ようやく病院嫌いの母も病院に行く気になったようです。

だから、今日は訓練校を休んで仙台市立病院に一緒に行きました。

レントゲンや肺の機能の検査をしたようです。

そして、結果は「がんの恐れがある」ということでした。

2年前の出来事が鮮明に蘇りました。早朝にわずかに血の混ざった痰が出て救急車で運ばれた、あの時のことが。

また、別の日にCTを撮ります。

帰りに、親子して かっぱ寿司で遅い昼飯を食べました。

しかし、食べている最中にとめどなく涙がこぼれてしまいました。

母はオヤジがアル中だからとても苦労してきました。それにボクは随分かわいがってもらったので。

穏やかな老後の生活さえも東電に奪われてしまいました。

それを考えたらすごく無念でたまらなくなってしまいました。

今日は、もう何も何も手につきませんでした。

もはや、母は再び富岡町に帰ることはできないのだろうか?

次の仕事の内定はもらっていますけど、断るしかないのでしょうか?

仕事よりも母のことが心配です。

でも、仕事をしないと生活は成り立ちません。長期戦になればなるほど費用もかかります。

一体、これから、どうしたらいいのだろうか?

 

 

わたり温泉 鳥の海

ボクは今日まで正月休みです。

正月連休最後の日なので明日に備えて気分転換に温泉にでも出かけることにしました。

「わたり温泉 鳥の海」に出かけることにしました。

ここは亘理の荒浜にあり、震災で被害を受けてしまい、3ヶ月ほど前にリニューアルオープンしました。

11時過ぎに家を出て、用足しをしながら向かいました。着いたのは1時ころになっていました。

5階建てで、温泉は最上階にあります。2~3階はどんな施設が計画されているのかわかりませんが、どうも現在は使用できないようです。

温泉からはガラス越しではありますが海を眺望でき、とても眺めがいいです。

泉質はなめらかなで、とろっとしていました。

とても温まりました。

温泉でのんびりした後は近くを散策しました。荒浜も大きな被害のあった場所です。

被災した海岸線に共通の風景ではありますが、温泉の周囲は、ただ、広い空間が広がるのみです。

海岸へ向かいました。

いったん足元などに目を向けると、まだまだ津波の爪痕は残されているのです。椅子でしょうか?

 

自然は美しくもあり、残酷ですね。その前には人は無力です。

 

 

法律相談へ

今日は南相馬市で巡回法律相談があり、原発事故の賠償について相談に行きました。

内容的には、事故後に発症した甲状腺の病気について何らかの救済の措置があるのか、また、長く放置したために発生した車の修理代の賠償請求ができるのかという相談の予定です。実際に車の修理には何十万もかかりました。

すでに東電には確認しましたが、いずれも賠償できないの一点張りです。

1時半からの予定でしたので、朝は8時には借上げ住宅を出て、まずは自宅の様子を確認してから向かうことにしました。

自宅は相変わらずで、特段何も変化はありませんでした。

2時間ほど庭や部屋の片づけをしました。

そして、南相馬市の、ある公共の施設へ。

1時には着いたので弁護士が来るまで部屋で待っていました。

多少寒い部屋でした。

弁護士が来たのはきっかり1時半でした。

いくら多忙でも、時間きっかりってどうなのでしょう?5分でも、10分でも、少しは余裕を持って早めに来るのが礼儀ではないでしょうか?

とても若い弁護士でした。といっても30歳位ってところでしょうか?

第一印象は、外見はきちんとしています、しかし、クールで冷たい印象を受けました。

こんな若い人に人の心の痛みがわかるのだろうか?とふと疑問に思いました。

弁護士は、簡単に自己紹介をされました。

それから、いろいろと相談しましたが、やはり当たり障りのない無難な答えが返ってくるだけでした。

「因果関係を証明する医師の診断書が必要です」

「甲状腺の病気だからといって放射能が関係しているとは言いきれませんよね」

そんなこと、ボクでも知っている事ですよ。

医者もそう簡単には診断書なんて出せないことを知っているから、相談に来たのですよ。

「東電も国も責任を認めていませんが、福島県内では100人以上の子供たちが甲状腺ガンになっています。それは大人でも同じなんです!」

立場上仕方ないのか、それとも、エリート気取りしているのか、あくまでも、無難な事を淡々と話されていました。

「難しい問題ですね」

少しムッときました。

「難しい問題だから、こうやって相談に来たのです! 」

はっきりいって、時間の無駄な気がしました。

何の解決策も、何らかのいい提案も得られませんでした。

なんだかバカバカしくなって、10分で打ち切りました。

「結局、今日の成果はなしということですね」と捨て台詞のようなものを吐いて早々と退出しました。

弁護士だから法律の知識はあります。

ただ、やはり人の身になって法律的な面での的確なアドバイスをするのは人生経験が必要なのかもしれません。

特に福島県民ではない方だった場合、本当に避難している者の気持ちを理解できるのか正直疑問です。

避難している人は、他の人には想像もつかない苦労があるのです。

長引く避難生活で人生設計もできず、じわりじわりと生きる意欲や精神力が蝕まれます。

相手はパリッとしたスーツを着込んだ弁護士で、ボクは上下ともジャージに身を包み、底辺を這いつくばって生きている人間です。

それでも、多少の思いやりのある言葉やねぎらいの言葉を期待しては酷ですか?

人間なら誰しもが、まずはそういう言葉をかけてほしいものではないでしょうか?

ロボットと話しに来たわけではないのです。

自分の考えは何か間違っているのだろうか?

なぜ、こんなにも言いようのない怒りが込み上げてくるのだろうか?