ボクは小さい時からモノづくりをしていました。
プラモデル作りは3歳のころからやっていたと親から聞きました。
小学生のころはガンダムのプラモデルやホビーラジコンを作りました。
最近は、めっきりラジコンを走らせているような光景は見られなくなりました。
ボクが小学生のころはとてもはやっていてラジコンを持っている友達が結構いました。
荒川河川敷でみんなで走らせたりして遊んでいました。
学生時代は技術家庭の授業は「5」しかとった事ありませんでした。
小さい時からそういう習慣があったので今でも車いじりは好きです。
最近は自分で車いじりができる若者も減っていると聞きます。
そしてそれは、今のボクの仕事である機械設計の仕事にも生かされています。
自分は設計者でありながら少しだけ加工もできます。
知識としては加工のことも割と知っているつもりです。現場に行って組立などしても苦にはなりません。
ただ、現場の経験はほとんどありませんので、現場の職人さんからいえば全然ダメかもしれませんが。
でも、現場に進んで足を運ぶ姿勢が大事なのではないかと思います。
設計の人は手を汚したがらないと多くの職人さんが話します。
自分はそうはなりたくないので。
壊れてしまったものがまた調子よく動いた瞬間。
ただの部品が1つの機械になった瞬間。
自分が取り付けた部品によって車の性能がよくなったことを試運転で実感した瞬間。
つくりの悪いエアロパーツを自分で塗装して、微調整して何とか取り付けた瞬間。
とても達成感を感じます。
モノは残ります。
ゲームのように一時的には楽しいものの、何も残らないものとは違います。
勿論、ゲームを否定しているわけでもありません。
ゲーム好きだった中学生の時の友達はプログラマーになって成功しています。
「すご腕プログラマー」だそうです。
全国を飛び回っているようです。
「よく遊び、よく学ぶ」
どちらも大切なことなのです。
小さな時に遊んだことが成人してから生かされるというも結構あると思います。
工作好きな子供がモノづくりに携わるようになり、ゲーム好きな子供がプログラマーになり。
サッカー好きな子供がサッカー選手になり。
最近、子供時代ってとても大切な時期であると実感しています。
日本はモノづくりで成り立ってきた国であると思います。
モノづくりのレベルが下がったらこれからどうなってしまうのでしょうか?
機械設計ができる人も少なくなっていると聞きます。
少し残念です。