2回目のフィリピンへの渡航はゴールデンウイークを利用しました。
2回目の渡航は成田空港からマニラまでは一人で行かないといけませんでした。正直、今現在もそうですが、海外への渡航は慣れないのでかなりの緊張と不安が伴いました。
マニラでは、先回の渡航からずっと彼女とお姉さんと松橋と愛人が滞在していました。そして、彼女とお姉さんが出迎えてくれました。
正直、松橋の顔は見たくありませんでした。当然、すでに松橋への信頼はありませんでした。
そして案の定、ほどなくして松橋は残りの結納金50万を要求しました。
ボクは彼女のお姉さんに松橋立て替え分の50万をもらっているか確認しました。彼女はもらっていると返事したので渡しました。
ところが後で、やはり確認したところもらっていないことがわかりました。
松橋からはボクの答えには肯定するように言われていたそうです。
そして、彼女と松橋との口約束も判明しました。彼女のもとにお金が入った時は半分はもらうとの約束だそうです。彼から言わせれば結納金もそれに含まれるものだということです。しかし、ボクは彼女の家族に支払ったのです。彼女に払ったのではありません。結納金まで搾取されました。
ここまでで、松橋には数百万以上支払った計算になります。お姉さんが記録していたものなどからして、計算すると実際の費用は150万程度と考えられます。
そして、2回目の渡航の際にさらに彼は追加で80万円を要求しました。
そして帰りの飛行機の中でさらに事件が発生しました。ボクは彼に契約書も見積書も領収書もないのは、違反ではないかと問いました。そして、もう松橋との関係は終わらせると告げました。
そこで彼は、契約書を作成すると言い出しました。
内容は残りの80万を支払うようにとのものでした。
ボクはサインはしないと告げたところ、彼は 「 サインしないとフィリピンの警察に引き渡す 」 と告げました。さらに、 「 フィリピンの警察は日本とは違ってお金でなんでもする 」 と脅しました。
ボクは正直身の危険を感じ、サインしました。そして、帰国してきました。
日本に無事にたどり着けた時の、ホットした気持ちといったらありません。海外渡航は嫌いです。でも、フィリピンに行かないと彼女にも彼女の家族にも会うことができません。毎回、仕方なく海外に出かけていきます。
当然、もうボクは松橋には一円たりとも支払うつもりはありませんでした。彼女もこれ以上支払ことは望んでいませんでした。
ボクは松橋の呪縛から解放されました。そして、二回目の渡航でお姉さんと相談することで、松橋に頼らなくても結婚できる目途も付きました。
帰国後は、まず警察に行きました。
そして、数日後には弁護士にも相談しました。
契約書は違法なものであり、民法96条に基づき無効です。ただ、日本の今の法律では彼を罰するのも、お金の回収も難しいようです。
フィリピン国際結婚相談所 マリッジキューピット 代表の 松橋 和幸 はとても危険な人物で悪人です。
マニラでは逮捕歴もあると聞いています。
たくさんの彼女を作って、ある彼女との間には子供も作ったのに世話をしないでいるようです。
正直、ボクから言わせれば彼はキチガイです。彼の考えは理解不能です。今まで遭った人間でも最悪の部類に属します。
日本にもフィリピンにもまともな住居もありません。堅気の仕事もしていません。彼は今は汚い方法で大金を掴んでいるかもしれません。しかし、それは恐らく一時的なもので終わるハズです。
家族を持って、一人の最愛の妻と子供に囲まれて、つつましく生活する方がどれほど幸せかしれません。
人の目から逃れるために、転々とホテルで生活しているから、健康的な食事もしていないハズです。
将来性は全くありません。それでも彼はすでに40歳後半です。
いつか必ず報いは受けます。