結婚式にむけて

ボクが日本に帰国してから彼女は一生懸命に結婚式の準備をしてくれました。そして、彼女のお姉さんも仕事を一時的に中断してボク達のために尽力してくれました。

でも、ボクは日本にいるから何もできませんでした。

今日は、ウエディングドレスや家族が着るドレスの試着をした、招待状を作った、クラスメートを招待したなんていうメールが毎日のように続きました。

[wc_row][wc_column size=”one-half” position=”first”]

招待状_外

[/wc_column][wc_column size=”one-half” position=”last”]

招待状_中

[/wc_column][/wc_row]

指輪_2

ときどき、「あなたの夫はどこにいるのですか?」と尋ねられると彼女はメールで話していました。本当は一緒に招待すべきですが、ボクは何もできません。少し申し訳ないと感じました。

ボクも会社に結婚するという報告をしました。親しい同僚はとても喜んでくれました。それとと共に、突然の報告にびっくりしていました。無理もありません。彼女と初めてメールをしたのは、3月20日のことでした。

そして、彼女の写真を見て、誰もがきれいな人だと言いました。

ボクが結婚式に着るスーツとして選んだのは、母が高校を卒業した時に買ってくれたものでした。とても大事なスーツです。

そうこうしているうちに、いよいよ三回目のフィリピンへのフライトを迎える事となりました。

そして、丁度今から二週間前の5月26日、ボクは成田からフィリピンに旅立ちました。今回のフライトはボク達にとって特別な意味をもつものでした。

重要なイベントのために。

今までは何度も友人の結婚式に参列してきましたが、今度は自分が結婚式を挙げることになるとは !

今回の休暇はとても長いものになりました。会社から特別有給を5日もらい、土日で挟んだので、10間の休暇になりました。さすがに10日間の休暇ともなると上司は渋い顔をしていましたが、会社は休暇を許可してくれました。

良くも悪くも今回からは松橋はいません。フィリピンへの旅は自力ですべてこなさなければいけません。フィリピンへの渡航はまだ3回目です。しかも、ボクは海外旅行もしたことのない人です。とてつもない不安がありました。特にマニラでは国内線への乗り換えがあります。一旦外に出ないといけません。空港の外は外国人にとって不安があります。

事前によくマニラの空港の平面図を調べ、一度、外に出たらすぐ左の階段を上がる、それだけ頭に叩き込みました。

マニラ_20170527

その日、マニラは大雨でした。そして、一度外に出て国内線のターミナルへ向かいました。

結果的には特に問題もなくダバオに着くことができました。ダバオに着いた時は本当にほっとしました。次回からは一人でも大丈夫です。自信がつきました。

ダバオの空港では手荷物の受け取りに時間を要してしまいました。30分以上待たされました。彼女は空港の外でとても心配していたようです。

そして、数週間ぶりの再会です。彼女とお姉さんと家族の数人が迎えに来てくれていました。

その日はもう外は暗くなっていましたので、結婚式場にもなっているライツホテルに送ってもらいました。その後、彼女とお姉さんは自分の家へと帰っていきました。

ライツホテルは彼女が選んでくれました。松橋が泊まるホテルの1/3の宿泊料でした。彼女は金銭的な負担も考えて安いホテルを選んでくれました。

2017061020140000

ライツホテル_エントランス

ホテルのプールサイド

次の日は朝から色々と忙しく過ごしました。彼女とその家族の衣装の受け取りも済ませました。

[wc_row][wc_column size=”one-half” position=”first”]

20170527昼食

[/wc_column][wc_column size=”one-half” position=”last”]

20170527昼食_2

[/wc_column][/wc_row](この日、chowkingで食べた昼食、ハロハロは本当においしい)

夜は結婚式の打ち合わせがありました。打ち合わせ中に1組のカップルの結婚式がありました。それを見て内心では、ボクの嫁さんの方が断然きれいだと考えていました。

さまざまな準備を経て、明日は、いよいよボクたちの結婚式になりました。