福島県浜通りは過ごしやすいところでした。
近くに「天山の湯」や、「りふれ」などの温泉がありました。
冬も東北地方としては雪も少なく暖かかったです。
日陰の凍結は朝晩にはありましたが、雪が降るのは年に2、3回ほどでした。
しかし、ふと反対の方へ眼を向けると。
「福島第二原発」の煙突
今回、富岡町を回ってみて気が付いたのは、「落書き」があることです。
ここは、ボクが若い時は確か魚屋さんでした。
もしかしたら、震災当時は、もう営業はしていなかったかもしれません。
でも、いずれにしても、2年半ほど前まで、血の通った人間が住んでいたのです。
そして、きっとその方も、今はいろいろな葛藤と闘い、避難生活の苦労を強いられていると察します。
そのことを考えたらこんな落書きはできないハズです。
きっと外部の人が書いたのだと思います。
もし、かつての住人が帰宅して、これを見たらどんな気持ちになると思いますか?
こういうことは、してほしくありません!
多くの方が富岡町などの被災地に来て現実の姿を見てほしいと思います。
そして、写真を撮るなどして全国に配信してほしいと思います。
でも、おもしろ半分の気持ちでは来てほしくありません!